黄金の鐘の夢②

「収容所で私の持っていた唯一の遊び道具は父がくれたボールだった。ドイツ兵の目を盗んではボール遊びをしていた……

　それがある日……

　ボールが柵の向こう側に転がってしまった。ドイツ兵の立つ危険地帯、そこへの侵入は脱走を意味する。
　でも、私はどうしてもボールを取り戻したかった。
　私はボールに命を賭けた。バカみたいだろ？ボールに命を賭けたんだ。

　私は胸を張って歩いた。死んでもいいと思った。
　あの時私に一番重要だったのは、人間として生きていくための小さな夢だった。

　ドイツ兵は叫んでいた。「止まれ！止まらんと撃つぞ！！」

　しかし私は撃たれなかった。どうして撃たれなかったのか……
」
【浦沢直樹／マスターキートン７巻Ｃｈａｐｔｅｒ７『黄金の鐘の夢』よりガニアさんの言葉】
いいね……私、この話を読み返すたびに、というか「胸を張って歩いた、死んでもいいと思った」のあたりで必ず涙が＞＜　収容所がどんなに酷いかって、映画や本である程度情報が頭に入っているから、その中でも譲れない誇りがあるんだよって台詞にグッときてしまうの。ボールをどうしても取り戻したい気持ちも、撃てなかったドイツ兵の気持ちも、両方がとってもわかるし、せつない…　

久しぶりにＳＰＦ？だっけ。あんなの受けたら、時間配分が電子化されてるのとかもあって壊滅的で、ちょっと凹んだので、いい話でも読むかって＾＾　でも問題も難しかったなー「うわっ、これ中学生でやったのにっ」て思うんだけど、反射でやれないから遅い遅い（恥ずかしい…）。　
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お返事ですー、本当に、毎日暑いですよね…

＞可南さま（忙しいみたいなので、お体お大事にどうぞ～＞＜）
人が飲んでるとのみたくなる気持ちわかりますよーっ＾＾　ちょうど気候も蒸し暑くて、ビール飲んだりスイカ食べたりしたい季節！ですよねえ。
うちはほとんどよろずと化してますよね、日記の方は。最近は「秘密」と「マスターキートン」とラグーンですけど、可南さんが彼女に聞いてみたのは「秘密」かしら。あれもアニメの方はとくに、脚本酷いんですよｗでも、ギアスと違って連続じゃないし、深夜の緩い時間帯だしで、突っ込みつつ生暖かく見守れるんですけどね。アニメの方はあんまり勧めはしないです、私は好きだけど。
ギアスって脚本もう全部書けたんですかあ…私はあの展開の無理さは、細かいレベルだと次の週のことを全然考えてない故に起こることなのかと考えてたんですけど、そんなことは無いんですかねぇ。設定とかは多少間違っていてもさほどこだわらないたちですけど、ギアスは人間関係がなんだか「？」なので否定的なことも書いちゃうんです。。　後半部分はきちんと練られていたらいいなあって、思っているんですけどねえ…