２９話「処刑」

あ、ちょっと体調を崩しまして。今は大分元気なので、ご心配なくですが、忙しすぎたのかな……。

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なんだー、Monster知ってる人居そう（有名だからです）だし、貼っちゃえ。
以下長く語ります、Monsterに興味のない人は見ないように。

後半18分くらいなんでしょうかねえ、前半一番の見所だと思うの。リヒァルト。

これは、元優秀な刑事なんだけどアル中で、18歳以下の強姦殺人犯（少年）を酒に酔って撃ち殺した過去を持っていて、警察を免職、妻子にも捨てられ、アル中から立ち直るために通院中、ようやく立ち直れてきてさあ娘に明日会えるっていう、そういう矢先の人に対しての、ヨハンの台詞なんですけど。


戦慄しますよおおおお。。


手元に漫画無くて、ニコニコ一回しか見てないのに。かなり覚えてるなあ、何度読んだやら……


「でも、不思議ですよねえ、少年を撃つ前に貴方の飲む姿を見た人は1人も居ないんですよ。」

「貴方、犯人を撃ったとき飲んでいなかったんじゃないですか。素面だった。冷静だった。彼を処刑しようとして、冷静に引き金を引いた、違いますか」

「何故忘れようとするんですか。それとも嘘をついているんですか。その嘘は、他人に対してですか、それとも自分に対してですか。あの少年の罪は確定していましたか。あなたに彼を、処刑する権利がありますか」

「嘘をつけば、貴方の罪が無くなると思いますか」


「なんて重い罪なんだ……」


「そんな重い罪を犯した人間が、立派に立ち直ったような顔をして、娘さんに会うんですか」


「……どうです。飲みませんか　？」

……

こうして、自殺に追い込まれるわけです。しかも、アル中から厚生しきれず泥酔しての自殺になるから、外聞も最悪、妻子もやりきれない。

人を操るって、こういうことなのかって。この場面はホントすごかったし、当時は読んでいて鳥肌がたちました。凄まじい悪意に満ちてる…と、いうか。幸せの絶頂から、絶望のどん底の突き落としがグサリときます。言葉一つとってみても、間を含めて凄まじく練られてると思った。

小説だと、宮部みゆき「模倣犯」のピースも操る系統なんだけど、私はMonsterの方が怖かったな。

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以下、お返事です＾＾ありがとうございます！

＞可南さま
いいですよね～、超インドア派なので、ジャンル問わずいろいろ作品読みますけど、これ以上のものはこの先無いのではと思うほど、Monsterが好きです。またこれを連載でやってたってところがスゴイ。
サブエピも一つ一つ好きなので、多分ご要望が無くてもいろいろ語っちゃいそうですｗ
同意どうもでした～、ふっきれました（？）＾＾